2022.06.15

貿易港として栄えた歴史が今も息づく街「平戸」

貿易港として栄えた歴史が今も息づく街「平戸」

みなさん、こんにちは!

先週611日(土)に、九州北部の梅雨入りが発表されました。今年は例年よりも遅く、昨年と比べると1ヶ月も遅い梅雨入りなのだそうです!梅雨明けも遅くなるのでしょうか??


 さて、今回は、さっそく小雨が舞うとある日の平戸城下町レポートです!

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 \ 貿易港として栄えた歴史が今も息づく街「平戸」/




ここは、「崎方(さきがた)公園」からの眺めです。

港の少し高台にあり、このように平戸市街地を見渡すことができるおすすめのスポットです!


港を囲む趣ある町並みが、雨の日でもしっとりとした雰囲気を醸し出しています♪


左手には令和3年にリニューアルした「新・平戸城」!

右手には、平戸の代表的な景観「寺院と教会の見える風景」の「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」が見えます。


 









正面に見えるアーチ状の橋は、かつて日本最大の貿易港として栄えた平戸の往時を偲ぶ「幸橋(別名「オランダ橋」)」です。もともと、城下町と平戸城は、船で往来していたため、1669年に木橋で架けられ、1702年に石橋に改架されました。

カップルで渡ると幸せになれるなんて言い伝えられる恋人の聖地でもあります♪


さて、崎方公園には、関ヶ原の合戦のさなかの日本に漂着し、徳川家康の外交顧問として活躍したのち、故郷イギリスに戻ることなく平戸で永眠した三浦按針(ウィリアム・アダムス)の夫婦塚も置かれています。




慰霊碑に刻まれた言葉




「大航海時代の冒険者たち


 その礎の上に今の私たちはある 


 眠り給え 
ここを小さき英国として」


来るたびに、心が熱くなる特別な場所です。


按針の没後400年の際には、バラ園「ANJINローズガーデン」が整備されました。

5月に訪れた際には、美しいバラが見事に咲いていましたよ♪





 


さて、崎方公園を後にし、歩いて5分程の場所にある松浦史料博物館にも立ち寄ってみました。




平戸の歴史を物語る数多くの資料が展示されていますよ。

(展示品も撮影も可能です!※フラッシュは禁止


中でも特に気になったのが、この鎧や陣羽織羽織。

ここにも平戸ならではの海外とのつながりが隠されているそう!









添えられた説明分を読んでみると、鎧の胴には何とポケットがついていたり、、

陣羽織は、ポルトガルから輸入された織物「羅紗」で西洋風のデザインが採用されているそうです。



ここ平戸で、海外文化と日々混じり合い、新たな文化が生まれていたのですね。


その他、史料館には、キリスト教禁教時の厳しさを今に伝える品も多く展示されています。


↓キリシタン密告を奨励し、懸賞金を定めることを記した高札もありました。




こちらも決して忘れてはならない歴史だと、深く痛感しました。





さて今回は、ご紹介した以外にも、ほんの短時間で平戸と海外とのつながりを感じられる散策ができました!




 



平戸市ふるさと納税返礼品パンフレットでは、写真でも登場した「平戸城」のリニューアルと、城に泊まる夢の体験「平戸城CASTLE STAY」もご紹介しています!




平戸観光の参考にも、ぜひチェックしてみてください!

   



平戸市ふるさと納税パンフレット(電子版)

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