2023.02.14

「牛蒡餅本舗 熊屋」~継承し、伝える思い~

 みなさんこんにちは、平戸市ふるさと納税です!

寒さも少しずつ和らいでまいりましたが、まだまだ寒暖差の多い日々ですね。

今回ご紹介するのは、平戸伝統のお菓子を代々受け継ぐ、「牛蒡餅本舗 熊屋」さん。

お店に入ると、バラエティーに富んだ商品がたくさん並んでいます…!








平戸ふるさと納税でもおなじみの「麩饅頭」もありました!

どれを買っていこうかと迷うこと間違いなし。

「二百年かすてら暦(こよみ)」も、お店に入ってすぐ左側に置かれています。





カステラといえば「長崎カステラ」を思い浮かべますが、実際には黒船の来航とともに、カステラ製法の伝来よりも約15年ほど前に、平戸へ伝えられたものなんだそうです。

伝統そのものが深く味わえる「二百年かすてら暦」。

その製法を代々受け継ぐ熊屋平戸本店 第八代目当主・熊屋誠一郎さんに、今回、お話を伺うことができました。





Q.「二百年かすてら 暦」の名前は、創業250年に由来しているのでしょうか?

──はい。創業当初からの製法を受け継いでいます。

 

Q. 台湾へ輸出されていますが、きっかけは何だったのでしょうか? また、どういった反響があったのか教えてください。

──商工会議所が主催した台湾フードショー(食品展示会)に出品し、お話が進んだのがきっかけです。

台湾のモスバーガーに商品を置かせてもらっていますが、大変人気です。

台湾の春節が、日本での「お歳暮・お中元」の時期にあたるので、その時期にも合わせて出荷しています。

毎年2万本を輸出しています。

 

2万本とはすごい量ですね。

台湾での人気、熊屋さんの熱量が伝わります…!!

 

Q. 2月4日が立春ということで「桜餅」、現在ふるさと納税でも出されている「麩饅頭」に使われている「あん」にこだわりがあると伺いましたが、どういった点にこだわって作られているのでしょうか?

──北海道産の小豆を使用し、手間はかかりますが、灰汁・雑味を丁寧に取り除くやり方で製餡しています。

最近は、甘くない餡の需要も考慮し、代々継承している作り方を改良しながら作っています。

 

Q. 今、おすすめや人気の商品があれば教えてください。

 


──「鈴虫の夢」が人気で、ふるさと納税での出品も考えています。


WEB・マーケティングに詳しい社員も増えましたので、シーズナブルな商品をお出しできるよう、考えていきたいと思っています。

 

ちなみに「鈴虫の夢」というネーミングは、源氏物語に出てくる「鈴虫」から見た、物語の色とりどりの世界観を表現されているとのこと。 

見目美しい平戸菓子を広く知ってもらうため、 1845年に作成された数多の菓子の図解レシピ「百菓之図」に載っていた「若紫」から、色を源氏物語の登場人物になぞらえ、形は変えず、触感・味を現代風にリメイクしたのだそうです。

 

なんとも素敵なネーミング…

登場人物を思い浮かべながら食べると、より味わい深いものになりそうですね。

 

Q. 最後に、ふるさと納税特設サイトのブログを見ている方にメッセージがあればお願いします。

──昔から代々伝わった製法に、現代の感性をプラスした、当店自慢のお菓子をぜひ召し上がってください。

 

平戸市ふるさと納税では、ご紹介した「二百年かすてら暦(プレーン・抹茶)」「麩饅頭」を出品されていますよ。

ご注文はこちらからどうぞ☆

 

平戸に代々継承される歴史と思い、こだわりの製法を、この機会にぜひ感じてみられてはいかがでしょうか?




牛蒡餅本舗熊屋 平戸本店のホームページはこちらからご覧いただけます! 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回のブログもお楽しみに!

 



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