2023.03.14
只今成長中!赤木さんのアスパラガス~旬の春野菜~
皆さん、こんにちは!
春の陽気が高まり、色とりどりの花々が咲き始めましたね。
様々な春の楽しみ方がありますが、なんと言っても気になるのは
『春の味覚』ではないでしょうか?
今回は、旬を迎える『アスパラガス』を生産している農家さんを訪ね、お話を伺ってきました。
身近だけれど、実はよく知らないことも多い・・
アスパラガスについて知りたい!
そんな方のために、少しだけアスパラガスのご紹介をしたいと思います。
アスパラガスは実はユリ科の植物で、ヨーロッパが原産とされています。
多年草で約10年ほど同じ株で収穫され、私たちが普段食べているのは、地上に伸びた新芽の茎部分です。
とっても成長が早いアスパラガス・・・そのまま伸びると多くの葉が茂ることから、日本名では「オランダキジカクシ」と呼ばれているそうです!
なんだかもっと知りたくなってきたぞ!アスパラガス!
早速扉を開けて、栽培しているハウスにお邪魔しましょう・・!
ふわっと香るのは、有機肥料と土の香り。
暖かいハウス内では、土からスッと伸びた沢山のアスパラガスが出迎えてくれました!
今回お話を伺ったのは、平戸市へUターン後就農2年目の赤木健吾さんです。
広いハウス内でアスパラガスと向き合う赤木さん。
こだわりと信念をもって、日々土と触れ合い生産を行っています。
専用のハサミでどんどん収穫していく赤木さん。
カメラマンが追い付かないほどのスピードです!
アスパラガスは成長が早く、収穫もスピードが大切。
この日もたった15分ほどでかごがいっぱいに・・・!
お忙しいなか時間を作っていただき、お話を伺うことが出来ました。
Q:どうして平戸市へUターンし、農業をはじめられたのですか?
—―以前から野菜を生産して暮らしてみたかったんです。地元・平戸でアスパラ農家をはじめている方がいらっしゃるのを見て、調べてみると平戸市が就農をサポートしてくれることが分かり、応募しました。
Q:栽培のこだわりはどのような点でしょうか?
──有機肥料栽培ですね。実はアスパラガスは虫を寄せ付けない対策も大切で、特にスリップスという虫がつくと穂先が開き、菌が入ってしまう。そういった状況が続くと、他の農家さんへ影響を出さないためにも出荷停止となります。安心・安全なアスパラを届けるために、うちではアスパラの状態を見て有機(鶏糞など)を組み合わせて手で撒いて対策しています。
Q:赤木さんが生産されているアスパラガスの特徴を教えてください。
──とにかく甘味がちがいます。こだわりの有機肥料を使用しているので、根から吸い上げた甘味がしっかりと感じられます。また、すぐ横の川から1日3tの水を与えているので瑞々しく柔らかな食感も楽しんでもらえます。アスパラは温度と水によって成長スピードが変わるので、暖かく水が豊富だとスーッと伸びてくれる。その分柔らかなアスパラになってくれるんですよ。
Q:調理時のポイントはありますか?また、おすすめの調理法を教えてください。
──新鮮なうちが一番ですが、もし時間が経っていそうでしたら調理前に水を張ったボウルに1時間ほどつけてもらうといいです。茹でるか、アルミホイルで蒸し焼きにするのがおすすめですね!有機栽培したアスパラは調理している時から、トウモロコシの様な甘くいい香りがするんです。思わず台所に行きたくなる匂いですよ(笑)。調理後は出来ればそのまま食べてみて、甘味を楽しんでほしいですね。
Q:今後の目標を教えてください!
──平戸市でアスパラガスの出荷量1位になること!昨年は約3万8千束(3,800kg)出荷し2位となりましたが、今年は更に上を目指したいです。
力強くそう話してくれた赤木さんの手には、
そっと包み込むようにしてアスパラが並んでいました。
そんな赤木さんのアスパラガスをはじめ、
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さて、今回は平戸市より、今が旬のアスパラガスについてお伝えしました!
次回も平戸市の旬な情報をお伝えします!お楽しみに♪