2022.03.01
平戸トレッキングVol.3~佐志岳~
佐志岳の標高は347mで、古い火山性の山で粘性の大きい溶岩でできた釣鐘状の形をしています。
平戸市街地から南部方面の津吉町へ車で約40分、国道沿いの「佐志岳」を示す看板を目印に進みます。
「佐志岳ごあんない」の看板が登山口の目印です。
佐志岳は毎年野焼きが実施され、地元で大切に管理されており春には多くの植物を育みます。
撮影日はすでに野焼きが行われた後でした。
ひと一人が通れるほどの細い道が頂上まで続いており、ところどころ現れる急斜面や岩の多い登山道を進みます。
中腹までくると視界が開け、海や遠くの山々を横目に山頂を目指します。
山頂付近まで来ると大きな岩が目立つようになってきます。
この岩は輝石安山岩(きせきあんざんがん)といい、日本でみられる最もふつうの火山岩で、土木・建築用石材としても広く用いられる種類の岩とのこと。
山頂には石の祠が鎮座していました。
登り口から山頂までの所要時間は約30分、自分のペースで無理のないよう登りましょう!
また、山頂には「佐志岳(347m)」の看板が設置されており、「ゴミは全て持ち帰りましょう」のメッセージがありました。
マナーを守り、美しい自然の維持にご協力ください!
あいにくこの日は景色が霞んでいましたが、眼下に広がる古田(こた)湾や遠くに見える安満岳(やすまんだけ)、生月大橋など山頂からの眺めは絶景でした!
これから春になると新緑が芽吹き、また違った景色を見せてくれることでしょう。
登った人だけが味わえる絶景がここにあります!
ご興味がある方は一度登ってみてはいかがでしょうか?